当方環境では受信アンテナにDXアンテナのUBL-62DAを使用していましたが、北九州局27ch(TVQ)のみ受信レベルが低く、時折ブロックノイズが出ていました。
そこで家庭用で最高レベルを誇るマスプロアンテナのLSL30を導入してみました。
上のアンテナが北九州局用のLSL30。下は山口親局(大平山)用のUBL-62DA。
通常良く利用される20素子のアンテナ(日本アンテナAU-20)のデータも取りました。
各アンテナ別の受信レベルは下記の表をご覧下さい。
AU-20 | UBL-62DA | LSL30 | |
27ch(TVQ) | 28 | 36 | 42 |
29ch(TNC) | 29 | 42 | 44 |
30ch(RKB) | 38 | 46 | 51 |
31ch(KBC) | 36 | 44 | 50 |
32ch(FBS) | 35 | 42 | 48 |
受信日時:2007年2月4日、午後1時頃
アンテナ→N-35U(ブースタ)→ブースタ電源部→2分配器→TH-32D60(テレビ)と接続しています。
AU-20からUBL-62DAの変更ではレベルが8程度上昇します。UBL-62DAからLSL30への変更はレベルが6程度上昇しました。
UBL-62DAを使用してブロックノイズが出る状態ではLSL30へ変更する事により受信状況の改善が可能と思われます。
地上デジタル放送の北九州局・行橋局や中津局を受信する際にベストなアンテナはUBL-62DAやLS14TMHだと思います。利得・大きさともにバランスが取れている良いアンテナです。
価格も安く通販では5000円程度で購入可能です。店頭で見かける事は無く、取り寄せになりますので通販での購入がお勧めです。
受信状況の悪い地域ではLSL30を使用する必要がありそうです。大きく重いアンテナで設置には苦労しますが、受信感度は非常に良いです。通販では1万円以下で購入できますので、
ご自分で交換される方や、設置のみ業者の方に依頼すれば良いかと思います。
ただしこれらのアンテナはローチャンネル(13ch~40ch程度)対応ですので、アナログ放送の一部チャンネルは映りが悪くなります。家庭内の受信機を全てデジタル対応にする事が前提となります。